友愛会会長就任のご挨拶
令和3(2021)年5月吉日
ナカノフドー友愛会
会 長  辛島 幸司
この度、ナカノフドー友愛会の定時総会におきまして、塩谷前会長よりバトンを引き継ぎ伝統ある「友愛会」第10代会長を正式に拝命致しました。
塩谷前会長は在任中の5年間、友愛会活動の「視える化」、「自主化」に取り組んで来られました功績は今後も称えられることだと思います。
このような素晴らしい会長のあと、九州から初の友愛会本部の会長と言う重責をお引き受けしたわけですが「視える化」、「自主化」を更に推し進め次世代を担う若きリ-ダ-の育成にも力を入れて参りたいと思います。

さて、2020年より新型コロナウィルスと言う目に見えない敵と戦いながら一年が過ぎ、東京で行われるオリンピックも異例の延期と言う事態となりました。
世界中が見えざる敵に心理的に圧迫され疲弊し、経済は低迷を極めている状況の中で、新たなライフスタイルを構築する良い転機になったのかも知れません。

今年は東日本大震災から10年、熊本地震から5年と言う節目の年を迎えました。あの当時、東日本大震災の発生翌日にはナカノフド-建設様と友愛会が協力して大阪支部、名古屋支部から被災地仙台に向けてトラックに物資を載せた救援隊の第一陣が出発したと聞いています。
これがまさに〝友愛の精神〟だと思っています。

今後、私達建設業においては人手不足、高齢化、社会保険未加入問題、建設キャリアアップシステム、建設現場における週休2日等、問題は山積みです。
このような厳しい状況ではありますが、友愛会会員各社と連携を取りながら、より良い組織運営を行って参りますので皆様のご協力を宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、ナカノフド-建設並びに友愛会会員各社の益々のご発展と、皆様のご健勝ご多幸を心よりご祈念申し上げますと共に、一致団結して安全で高品質な物造りが出来ますことを祈念し、会長就任のご挨拶とさせて頂きます。